お客様の言われたことをただそのままに作っても、「イメージ通り」の商品はできません。お客様が本当に作りたい商品のイメージやブランドコンセプトを汲み取り、商品づくりの経験などのエッセンスを加えることで、よりよい商品づくりができると考えています。
お客様からのヒアリングはもちろん、ブランドを好む年齢層や店舗が入っている百貨店やショッピングモールの特性などを理解することを大切にしています。
ブランドや売場のテーマ、コンセプトによって配色・柄の見た目と、織り物・ニットなどの素材に関する要望をいただきますので、そのテーマに合いそうな提案サンプルをもとに、お客様と話し合いながら決めていくようにしています。一言で濃い色、淡い色といっても、ブランドによってまったく異なる色合いになりますので、そういったイメージのすり合わせを丁寧に進めます。
いくつか生産サンプルまたは過去の製品生地と、CGによる配色イメージを合わせて形にしていきます。以前にオーダーいただいたことがある場合は、色・柄などお客様が求められる傾向を理解し、それと今年度のどの柄にマッチするかを考えます。形については、事前にトレンドを聞き、大判・スヌード等、特徴を把握していきます。
CGによるイメージの確認では、複数のCGパターン(柄・色)を提示し、細かい要望にお応えいたします。お客様がイメージされているトータルコーディネートに合うストールの配色イメージを作ってほしいというご要望をいただいたことがありますが、やはり多くの参考材料で合わせてみて、試行錯誤しながら絞っていきました。
ソレイユオリジナル商品をベースに、お客様のブランドに合わせた色替えやタグ替えも可能です。
ソレイユでは、徹底した品質管理体制のもと、お客様が安心して店頭に並べられる商品づくりをおこなっております。仕様書作成、工場への指示、検品まで、すべての工程ひとつひとつを丁寧に進めることで、満足品質を保ちます。